FreeBSD は数多くの種類のサウンドカードに対応しており、 FreeBSD システムで原音に忠実な出力を楽しむことができます。 これには録音機能と、MPEG Audio Layer 3 (MP3) や Waveform Audio File (WAV, Ogg Vorbis などをはじめとした多くの形式の音楽の再生機能が含まれます。 加えて FreeBSD の Ports Collection には、 録音した音楽を編集したり、音響効果を加えたり、接続された MIDI 機器を制御するためのアプリケーションがあります。
FreeBSD ではビデオファイルおよび DVD の再生もできます。 FreeBSD の Ports Collection には、さまざまなビデオメディアをエンコード、 変換、再生するアプリケーションが用意されています。
この章では FreeBSD 上でサウンドカード、ビデオの再生、TV チューナカード、 スキャナを設定する方法について説明します これらのデバイスを使うためのアプリケーションについても説明をしています。
この章を読むと、以下のことがわかります。
FreeBSD でのサウンドカードの設定方法
サウンドの設定に関するトラブルシューティング
MP3 およびその他の形式の音声を再生、エンコードする方法
FreeBSD システムでのビデオの再生の準備
DVD, .mpg
および
.avi
ファイルを再生する方法
CD および DVD の情報をファイルに抽出する方法
TV カードの設定方法
MythTV を FreeBSD にてインストールし設定する方法
画像スキャナの設定方法
この章を読む前に、以下のことを理解しておく必要があります。
新しいカーネルを設定してインストールする方法 (9章FreeBSD カーネルのコンフィグレーション)
オーディオ CD は通常の ISO ファイルシステムとは異なり、 特別なエンコードが施されています。 そのため、これらを mount(8) でマウントしてはいけません。
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