groonga httpサービス
groonga -d --protocol http --document-root /usr/share/groonga/admin_html dest
groongaサーバを起動する時に–protocolオプションにhttpを指定すると、httpで通信可能になります。また、–document-root によって静的ページのパスを指定すると、httpリクエストに指定されたURIに対応する、パス配下に置かれたファイルを出力します。
デフォルトでは/usr/share/groonga/admin_html配下に、データベース管理ツールとなるファイル群がインストールされますので、このパスを指定してgroongaサーバを起動し、ウェブブラウザでhttp://hostname:port/index.htmlにアクセスすると、管理ツールが使用可能になります。
httpを指定して起動したgroongaサーバに対しても、他のモードで起動したgroongaと同じコマンドが使用できます。
コマンドは、複数の引数をとります。引数にはそれぞれ名前があります。また、特殊な引数である「output_type」と「command_version」があります。
スタンドアロンやクライアントモードでは、コマンドは以下のような形式で指定します。
形式1: コマンド名 値1 値2,..
形式2: コマンド名 –引数名1 値1 –引数名2 値2,..
形式1と形式2は混在させることができます。これらの形式では、output_typeという引数名を用いてoutput_typeを指定します。
httpでgroongaサーバと通信する際には、以下のような形式でコマンドを指定します。:
形式: /d/コマンド名.output_type?引数名1=値1&引数名2=値2&...
ただし、コマンド名、引数名、値はURLエンコードが必要です。
GETメソッドのみが使用可能です。
output_typeにはjson, tsv, xmlが指定可能です。
command_versionはコマンドの仕様の互換性を指定します。詳細は コマンドバージョン を参照してください。
output_typeの指定に従って、コマンドの実行結果を出力します。