1.2.8リリース - 2011/11/29
オブジェクト(テーブルまたはカラム)のリネームがサポートされました!この機能を使うためにはデータベースを再構築する必要があります。以下のコマンドでデータベースを再構築することができます。:
% groonga YOUR_DB dump > db.dump
% groonga -n YOUR_NEW_DB < db.dump
ノート
groonga 1.2.8はgroonga 1.2.7以前のバージョンで作ったデータベースを開くことができます。しかし、groonga 1.2.7以前のバージョンではgroonga 1.2.8以降で作ったデータベースを開くことはできません。
改良
- [grntest] 1行あたりの最大バイト数の制限を撤去。
- [grntest] --pid-path オプションを追加。
- [deb] 実験的にzlibとlzoを有効化。
- [rpm] 実験的にzlibとlzoを有効化。
- truncation対応。 [#892]
- 参照ロックフリーのダブル配列実装であるgrn_datを有効化。
- [pkg-config] groonga.pcにgroonga_version変数を追加。
- --disable-static を再サポート。 [groonga-dev,00612] [Kenichi Aramakiさんが提案]
- [munin] デフォルトではMuninプラグインをインストールしないようにした。
- RedHatプラットフォーム関連のファイルはデフォルトではインストールしないようにした。
- オブジェクトのリネームに対応。DBの再構築が必要です。 [#1167]
- [munin] スループットを計測するMuninプラグインを追加。 [#1171]
- [geo] geo_in_rectangleの高速化。新しい実装では、多くの場合、以前の実装よりも2倍程度高速になります。 [#1173]
- [macports] groongaのMacPortsが公式リポジトリに移動しました。 [Hiroshi Umemotoさんが取り込み]
- [geo] 位置情報の値のリテラルを度数からミリ秒へ変換するときに切り捨てではなく四捨五入するようにした。
- デフラグ対象としてテーブルをサポート。テーブルを指定した場合はテーブルが持つカラムのうち可変長サイズ値用のカラムをデフラグ対象とする。 [#1175]
- 削除時に関連するパスも削除するようにした。 [#1180]
- [deb] i386対応。
- [rpm] i386対応。
- [windows] x86対応。
修正
- zlib/lzo圧縮カラムにアクセスするとクラッシュするバグを修正。圧縮カラムにアクセスするとメモリリークするので注意。これを修正するためにはAPIを改良する必要があるため、今後修正予定。 [GtiHub#5][GtiHub#6] [Takayuki Yamaguchiさんが報告]
- レコード削除時に必要のないカラムの値もクリアしてしまうバグを修正。
- ソート時に間違ったインデックスを使うバグを修正。 [#766] [Horikoshi Yukiさんが報告]
- [libedit] 必要な初期化処理が抜けていたバグを修正。 [GitHub#7] [SHIDARA Yojiさんがパッチを提供]
- [doc] ドキュメントの誤字を修正。 [GitHub#8] [zundaさんがパッチを提供]
感謝
- Takayuki Yamaguchiさん
- 設樂洋爾さん
- Horikoshi Yukiさん
- zundaさん
- Hiroshi Umemotoさん