標準エンタープライズアプリケーションプロジェクトの「プロジェクトプロパティー」ダイアログを開くには、任意の を右クリックし、「プロパティー」を選択します。「ライブラリ」ページでは、エンタープライズアプリケーションの実行時クラスパスに追加する JAR、フォルダ、ライブラリ、およびプロジェクトを定義できます。追加したライブラリは、プロジェクトのすべてのモジュールで利用できます。
このページで設定できるプロパティーは、次のとおりです。
「参照」をクリックし、フォルダを指定します。すでにライブラリフォルダがある場合、ファイル選択ダイアログが開きます。ライブラリフォルダがない場合は、「新規ライブラリ」ウィザードが開きます。「新規ライブラリ」ウィザードで、ライブラリフォルダを設定して各ライブラリを参照する方法を指定します。そのフォルダにライブラリをコピーするのがもっとも簡単な方法です。相対パスまたは絶対パスで、それらの既存の場所にあるライブラリを参照することもできます。既存のフォルダを指定している場合、IDE のライブラリマネージャーに含まれるコピーの代わりに、すでにフォルダにあるライブラリのコピーを使用することもできます。
「パッケージング」ページを使用して、エンタープライズアプリケーションを構築するときに、EAR アーカイブにパッケージ化されるライブラリを指定します。ただし、エンタープライズアプリケーションでは、JDBC ドライバや追加ライブラリなどの特殊なライブラリ、または「パッケージング」ページに表示されていない、JAR やその他のプロジェクトのような要素が必要になることもあります。アプリケーションのデバッグ時にこのような要素をステップ実行する場合、「ライブラリ」ページで要素を明示的に指定する必要があります。
たとえば、「パッケージング」ページで、WAR アーカイブが EAR アーカイブに含まれると指定されているとします。ただし、Web アプリケーションは、WAR アーカイブにパッケージ化されていないサブプロジェクトを必要とすることがありますが、これはエンタープライズアプリケーションの構築時に EAR アーカイブにコピーされます。エンタープライズアプリケーションのデバッグ時にサブプロジェクトもステップ実行できるようにする場合、「ライブラリ」ページにサブプロジェクトを明示的に指定する必要があります。
ボタンを使用して、JAR ファイル、プロジェクト、またはライブラリをクラスパスに追加します。