「新規エンティティーからの JSF ページクラス」ウィザード:「エンティティークラス」
関連項目
このウィザードでは、Web アプリケーション内のエンティティークラスに基づいて、JSF コンポーネントを使用して JSP ページを生成します。生成される JSP ページは、エンティティークラスに Web インタフェースを提供します。左の列には、持続させるデータがあるモジュール内のエンティティークラスが一覧表示されます。IDE では、各エンティティークラスに対して、データソースのエントリの表示、編集、作成、および破棄を行うことができる 4 つの JSP ページが作成されます。IDE はまた、各エンティティークラスにコントローラクラスとコンバータクラスも作成します。
- Web アプリケーションで JSF コンポーネントを使用するには、プロジェクトが JSF フレームワークをサポートしていることを確認する必要があります。
このウィザードを開くには、Web アプリケーションプロジェクトのノードを右クリックして「その他」を選択し、「持続性」カテゴリを選択して「エンティティーからの JSF ページクラス」を選択します。
このページの使用方法は、次のとおりです。
- 左側のパネルの利用可能なエンティティークラスから任意のエンティティークラスを選択し、「追加」をクリックします。「追加」をクリックすると、選択したエンティティークラスが右側の区画に一覧表示されます。選択したエンティティークラスによって参照されるエンティティークラスも、右側の区画に一覧表示されます。別のエンティティークラスによって参照されていることを示すために、エンティティークラスは灰色表示になります。右側の区画に一覧表示されている各エンティティークラスに、JSP ページが自動的に生成されます。
- 参照クラスを含める。参照されているエンティティークラスから JSF ページを作成しない場合、この選択を解除します。
- 「次へ」をクリックし、生成されたページの保存場所を指定します。
JSF 管理対象 Bean は、JSF 実装によって管理される JavaBeans コンポーネントです。JSF 管理対象 Bean は、Bean の作成および管理方法を表します。
「新規 JSF 管理対象 Bean」ウィザードは、新しい JSF 管理対象 Bean を作成します。「新規 JSF 管理対象 Bean」ウィザードを開くには、Web アプリケーションを右クリックし、「新規」>「その他」を選択して、「Java Server Faces」カテゴリから「JSF 管理対象 Bean」を選択します。
「名前と場所」ページでは、次のプロパティーを設定する必要があります。
- クラス名。JSF 管理対象 Bean のクラス名を指定します。
- プロジェクト。JSF 管理対象 Bean があるプロジェクトを指定します。
- 場所。JSF 管理対象 Bean を格納するフォルダを指定します。
- パッケージ。JSF 管理対象 Bean を格納する、場所内のパッケージを指定します。
- 作成されるファイル。新しい JSF 管理対象 Bean のファイルを指定します。
- 構成ファイル。JSF 構成ファイルを指定します。存在しない場合、JSF 管理対象 Bean は作成できません。JSF 構成ファイルは、プロジェクトノードを右クリックし、「プロパティー」を選択して、「フレームワーク」パネルを使用することによって、簡単かつ効率よく作成できます。JSF 構成ファイルが作成されるばかりでなく、JSF 1.1 ライブラリと welcomeJSF.jsp ファイルも提供されます。
- スコープ。JSF 管理対象 Bean のスコープを設定します。ドロップダウンリストを使用して、次のいずれかのスコープを設定します。
- request。要求スコープには、各サーバー要求に固有のデータが含まれており、service メソッドが戻ると破棄されます。Web アプリケーションでもっとも一般的に使用されるスコープで、IDE のデフォルト設定になっています。
- session。セッションスコープには、ユーザーセッションに固有のデータが含まれています。
- application。アプリケーションスコープには、Web アプリケーション全体のデータが含まれています。
- none。スコープは選択されません。
- Bean の説明。JSF 管理対象 Bean の説明を指定します。
- 関連項目
- Web アプリケーションフレームワークについて
- JSF サポートによる新規アプリケーションの作成
- 既存のアプリケーションへの JSF サポートの追加
著作権と商標について