「サーバーインスタンスを追加」ウィザード: Tomcat サーバーインスタンスのプロパティー
関連項目
IDE の Java EE バージョンをダウンロードしてインストールするときに、Tomcat Web サーバーをインストールして登録することができます。サポートされるほかのバージョンの Tomcat Web サーバーに Web アプリケーションを配備するように、IDE を設定することもできます。まず、これらの Tomcat Web サーバーのインストール環境を登録する必要があります。サポートされていないバージョンの Tomcat Web サーバーは、IDE で登録できません。その代わりに、IDE から実行できる Ant ターゲットを作成 し、サポートされていないバージョンの Tomcat Web サーバーにアプリケーション、JSP ページ、またはサーブレットを配備できます。
「Tomcat サーバーインスタンスのプロパティー」パネルを開くには、「ツール」>「サーバー」を選択し、「サーバーを追加」をクリックし、「Tomcat 5.0」、「Tomcat 5.5」または「Tomcat 6.0」を選択してから「次へ」を選択します。
「Tomcat サーバーインスタンスのプロパティー」を使用すると、Tomcat Web サーバーを登録するときに、次のプロパティーを設定できます。
- Server Location (Catalina Home). Specifies the Tomcat installation directory on your local system. IDE は、有効な Tomcat のインストールディレクトリが指定されているかどうかを確認します。
- 非公開構成フォルダを使用 (Catalina のベース)。Tomcat サーバーをマルチユーザー構成で使用することを指定します。このチェックボックスを選択すると、Catalina Base ディレクトリを設定できます。
- Catalina のベース。Tomcat ベースディレクトリを指定します。ほとんどの場合、ベースディレクトリはユーザーのディレクトリの下に配置されます。ベースディレクトリをサーバーに関連付ける場合は、ベースディレクトリの下にサブディレクトリが必要です。ベースディレクトリが空の場合は、Tomcat サーバーのホームディレクトリから必要なサブディレクトリがコピーされます。また、conf ディレクトリには server.xml ファイルが必要です。
- conf。サーバー構成ファイル用のディレクトリ。
- logs。ログファイルおよび出力ファイル用のディレクトリ。
- webapps。自動的に読み込まれる Web アプリケーション用のディレクトリ。
- work。Web アプリケーションに対する作業用の一時ディレクトリ。
- ユーザー名/パスワード。ユーザーは、manager ロールを持つ Tomcat ユーザーであることが必要です。
- 注: ユーザー名が存在しない場合は、このボックスにチェックマークを付けて作成することができます。
- 関連項目
- 外部 Tomcat Web サーバーの登録
- Tomcat Web サーバーの概要
- IDE での Tomcat Web サーバーの表示
- Tomcat Web サーバーのカスタマイズ
- Tomcat 構成ファイルの編集の概要
著作権と商標について