アップデートセンターとは、「オートアップデート記述子」と呼ばれる XML ファイルと、そこに記述されたモジュールでしかありません。オートアップデート記述子は、利用可能なすべてのモジュールを一覧表示します。また、オートアップデート記述子は、名前、説明、および依存するモジュールのリストなどの情報を、モジュールごとに提供します。
特に重要なのは、オートアップデート記述子が、そこに記述された各モジュールの URL を指定することです。各モジュールは、バイナリ NBM ファイル形式でサーバー上に存在する必要があります。また、オートアップデート記述子自体もサーバー上に存在する必要があります。ただし、オートアップデート記述子が存在するサーバーは、モジュールのあるホストと同じである必要はありません。各モジュールは、すべてが同一サーバー上に存在していることも、それぞれが別々のサーバーに分散していることもあります。
オートアップデート記述子とその関連付けられたモジュールが同一のサーバー上にある場合は、そのことをエンドユーザーに知らせる必要があります。そのために、オートアップデート記述子の URL をエンドユーザーの IDE 内に登録します。これは、次の 2 つの方法のどちらかで行えます。
アップデートセンターの URL が登録されると、エンドユーザーは、「ツール」メニューにあるプラグインマネージャーを使ってモジュールにアクセスできるようになります。新しいモジュールだけでなく、既存モジュールの新しいバージョンもこの方法で配布できます。
IDE では、アップデートセンターについて考える際に、次のアクティビティーを実行できます。