バインドのターゲット値の変更の妥当性検査 (Java Desktop Application)

関連項目

2 つのオブジェクトの 2 つのプロパティー値をバインドした場合、ターゲットプロパティーの変更をソース (データベースなど) に書き込む前に妥当性検査が必要な場合があります。ターゲットの妥当性検査を行うには、org.jdesktop.beansbinding.Validator を拡張するバリデータを指定します。

カスタムバリデータを記述するには、org.jdesktop.beansbinding.Validator を拡張するクラスを作成します。クラスには、validate(ターゲット値) メソッドを実装する必要があります。値が有効な場合、validate(ターゲット値) は Null を返します。値が無効な場合、無効な値の問題を示す Result オブジェクトを返します。

バインドでカスタムバリデータを使用する

  1. 「プロジェクト」ウィンドウでバリデータクラスを右クリックし、「ファイルをコンパイル」を選択します。
  2. バリデータを「プロジェクト」ウィンドウからフォームのデザインビューにドラッグします。

    バリデータがフォームに Bean として追加されます。

  3. バインドのターゲットを右クリックし、「バインド」>「<ターゲットプロパティー>」を選択します。
  4. 「バインド」ダイアログで、「詳細」タブを選択します。
  5. 「バリデータ」ドロップダウンリストから、フォームに追加したバリデータを選択します。
  6. 「閉じる」をクリックします。
関連項目
ソースおよびターゲットプロパティー間の値の変換
Java Desktop Application における Beans のバインドについて
Swing コンポーネントへのデータのバインド

著作権と商標について