EJB モジュールのデバッグ
関連項目
EJB モジュールのデバッグ方法は、2 通りあります。
- スタンドアロン EJB モジュールとして
- エンタープライズアプリケーションの一部として
スタンドアロン EJB モジュールをデバッグする
- 「プロジェクト」ウィンドウで EJB モジュールプロジェクトを右クリックし、「デバッグ」を選択します。
スタンドアロン EJB モジュールをデバッグするとき、IDE は次を行います。
- 必要に応じて EJB モジュールをコンパイル。
- アプリケーションサーバーを停止し、デバッグモードで起動。
- EJB モジュールをアプリケーションサーバーに配備。
- デバッグセッションを開始し、デバッガをサーバーに接続してデバッガウィンドウを IDE 画面の下に表示。EJB モジュールには実行可能なクラスがないため、呼び出しスタックにローカル変数または呼び出しはありません。EJB モジュールの機能をデバッグするには、アプリケーションクライアントまたは Web アプリケーションを使用して、EJB モジュールのメソッドにアクセスします。
エンタープライズアプリケーションをデバッグする
- 「プロジェクト」ウィンドウでエンタープライズアプリケーションプロジェクトを右クリックし、「デバッグ」を選択します。
エンタープライズアプリケーションをデバッグするとき、IDE は次を行います。
- 必要に応じて EAR ファイルをコンパイル。
- アプリケーションサーバーを停止し、デバッグモードで起動。
- エンタープライズアプリケーションをアプリケーションサーバーに配備。
- デバッグセッションを開始し、デバッガをサーバーに接続してデバッガウィンドウを IDE 画面の下に表示。アプリケーションを実行するための Web アプリケーションと URL が指定されている場合、IDE は外部ブラウザで、その URL を開きます。
注
- EJB モジュールがエンタープライズアプリケーションの一部である場合は、必ず、エンタープライズアプリケーションプロジェクトでデバッグコマンドを実行してデバッグする必要があります。IDE は EJB モジュールプロジェクトが属するエンタープライズアプリケーションを認識しないので、デバッグコマンドを EJB モジュールプロジェクトで実行すると、EJB がスタンドアロンモジュールとして配備されます。
- エンタープライズアプリケーションをデバッグする際、エンタープライズアプリケーションの「パッケージング」ページに記載されていないプロジェクトがアプリケーションにある場合は、アプリケーションのデバッグ時に、IDE でこれらのプロジェクトをクラスパスに含めるかどうかを、明示的に指定する必要があります。含めるプロジェクトを指定するには、「プロジェクト」ウィンドウでエンタープライズアプリケーションのプロジェクトノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。「プロパティー」ダイアログで、「ライブラリ」カテゴリを選択し、プロジェクトを「埋め込みクラスパス要素」のリストに追加します。
- 「デバッガ」ウィンドウは、サーバーで実行中のメソッド呼び出しからの情報をフィルタリングして表示します。
- 関連項目
- EJB モジュールの配備
- EJB モジュールの構築
- EJB モジュールのテスト
- エンタープライズアプリケーションへのモジュールの追加
- サーバーの登録
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