CMP マッピングの構成

関連項目

Sun Java System Application Server に配備する場合、EJB モジュールの CMP マッピングは、そのモジュールの src/conf ディレクトリ内の sun-cmp-mappings.xml 記述子ファイルで指定されています。XML エディタを使用すると、sun-cmp-mappings.xml 内の CMP マッピングを構成できます。

次のような状況では、エンティティー Bean の CMP マッピングの変更が必要になることがあります。

sun-cmp-mappings.xml の CMP マッピングを編集する

  1. 「プロジェクト」ウィンドウで、EJB モジュールの「構成ファイル」ノードを展開し、sun-cmp-mappings.xml をダブルクリックします。
  2. ファイルを編集して XML の妥当性検査を行います。
  3. 変更を保存します。

エンティティー Beans の表へのマッピング

sun-cmp-mappings.xml で Beans のマッピングを行う場合は、Bean ごとにスキーマおよび主表を指定します。各 Bean は、単一のデータベーススキーマ内の少なくとも 1 つの表にマッピングする必要があります。Bean を二次表にマッピングすることもできます。コンテナ管理による関係で関連付けられたすべての Bean は、同じスキーマ内の表にマッピングする必要があります。

フィールドから列へのマッピング

CMP Beans をデータベースへマッピングすると、各エンティティー Bean の CMP フィールドは主表または二次表のいずれかの列にマッピングされます。CMP フィールドは複数のデータベース列にマッピングすることもできます。

1 つのフィールドを複数の列にマップした場合は、すべての列が、最初にリストされた列の値で更新されます。したがって、いずれか 1 つの列の値が EJB アプリケーションの外部で変更された場合でも、その値が読み取られるのは、変更が最初の列に加えられた場合だけです。データベースに値を書き込むと、ほかの列に加えられた競合する変更が上書きされます。

関係フィールドのマッピング

複数のデータベース表の間に外部キー関係がある場合、通常、それらの関係は、表にマッピングされた CMP Bean の中に保存します。マッピングされた CMP Bean 間の関係がデータベースにどのように格納されるかは、コンテナ管理による関係 (CMR) によって決まります。CMR は、外部キーが表と表の間のナビゲーションを可能にするのと同じように、Bean と Bean の間のナビゲーションを可能にします。

すべての J2EE モジュールタイプの構成可能なプロパティーを示した完全なリストについては、『Sun Java System Application Server Developer's Guide』の付録 A「Deployment Descriptor Files」を参照してください。

CMP エンティティー Bean 仕様についての詳細な説明は、『Enterprise JavaBeans Specification, v2.1』を参照してください。

関連項目
CMP マッピングについて
データベースからの CMP エンティティー Bean の生成
データベーススキーマの取得

著作権と商標について