IDE コマンドへの Ant ターゲットのマッピング

関連項目 

では、IDE コマンドを Ant スクリプトの中でターゲットへマッピングする必要があります。これらのマッピングは、プロジェクトフォルダ中の project.xml ファイルに保存されます。

次の場合には、マッピングは project.xml ファイルに自動的に記録されます。

「プロジェクトプロパティー」ダイアログからは、プロジェクトノードのコンテキストメニューに、Ant ターゲットへのショートカットを追加することもできます。たとえば、頻繁に使用する実行可能クラスが複数あった場合、これらのクラスを実行するためのターゲットを記述し、リンクを介してクラスを実行することができます。

個々のファイルで実行するようなコマンドをマッピングする場合は、手動で project.xml ファイルを編集します。

プロジェクトへのコマンドのマッピング

  1. 「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトノードを右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティー」を選択します。
  2. 「プロジェクトプロパティー」ダイアログの右区画で、「構築と実行」をクリックします。
  3. 各コマンドに対して、コンボボックスから Ant ターゲットを選択します。コンボボックスには、Ant スクリプトの各ターゲットが表示されています。
  4. 「カスタムメニュー項目」リストを使用して、プロジェクトのコンテキストメニューに Ant ターゲットへのショートカットを追加します。

project.xml ファイルを使った IDE コマンドへの Ant ターゲットのマッピング

  1. 「ファイル」ウィンドウで「プロジェクトフォルダ」ノードと「 nbproject 」ノードを展開します。
  2. project.xml をダブルクリックすると、ソースエディタが開いてファイルの内容が表示されます。
  3. 次の行を <ide-actions> に入力します。
      <action name="<アクション名>">
        <target><ターゲット名></target>
      </action>

    マッピングできるのは次の IDE のコマンドです。

  4. プロジェクトのコンテキストメニューにもコマンドを表示させる場合は、<context-menu> に次の内容を記述します。
      <ide-action name="<アクション名>"/>

自由形式プロジェクトの構成については、次の場所に説明があります。

関連項目
自由形式プロジェクトについて
自由形式 Java プロジェクトのデバッグターゲットの作成
自由形式 Web プロジェクトのデバッグターゲットの作成
独立した Ant スクリプトへの IDE ターゲットの保存

著作権と商標について