リッチクライアントアプリケーションの操作

リッチクライアントアプリケーションは包括的で高機能なスタンドアロンの Swing アプリケーションで、NetBeans Platform 上の最上位に構築されます。

次の表は、リッチクライアントアプリケーションの作成から配布までの開発サイクルを示しています。
(1)
Set up
the application
  1. モジュールスイートプロジェクト用のテンプレート を使用してアプリケーションの作成を開始します。
  2. 必要に応じて、さらに先に進む前に、次の手順 6 で説明するように、スプラッシュ画面およびその他の外部カスタマイズを提供することでアプリケーションのブランディングを行います。

(3)
Develop
the application
  1. モジュールプロジェクト用のテンプレート を使用することで、アプリケーションのそれぞれ別個の部分の作成を始めます。
  2. 「プロジェクト」ウィンドウのモジュールプロジェクトを右クリックして、「新規」>「その他」を選択します。
  3. 「新規ファイル」ウィザードで、プログラミングのニーズにもっとも合った NetBeans API テンプレート を選択します。
  4. ウィザードを使用したあと、編集するファイルをダブルクリックします。ソースエディタ を使用して、ファイルを編集します。
  5. を参照してください。

(3)
構築
the application
  • 「構築」>「 主プロジェクトを構築 」を選択するか、プロジェクトを右クリックし、「プロジェクトを構築」を選択します。

(4)
Try out
the application
  • モジュールスイートプロジェクトノードを右クリックし、「プロジェクトを実行」を選択します。

(5)
Brand
the application
「プロジェクト」ウィンドウでモジュールスイートノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。アプリケーションのブランディングには、「アプリケーション」パネルおよび「スプラッシュ画面」パネルを使用します。
  1. 「アプリケーション」パネルでは、実行可能ファイルのブランド名、タイトルバーのアプリケーションタイトル、および「ヘルプ」>「製品について」ダイアログのアイコンを指定します。
  2. 「スプラッシュ画面」パネルでは、スプラッシュ画面および進捗バーを指定します。

(6)
Distribute
the application
次の方法のどちらか、またはその両方によって、アプリケーションを配布できます。
  • 配布用 ZIP の作成
    • モジュールスイートのノードを右クリックし、「 配布用 ZIP を構築 」を選択します。

      配布用 ZIP に、アプリケーションの実行可能ファイルとそのクラスタがパッケージングされます。

    • ZIP ファイルを配布します。
  • JNLP アプリケーションの作成
    • モジュールスイートのノードを右クリックし、「 JNLP アプリケーションを構築 」を選択します。

      アプリケーションの JNLP ファイルが作成されます。

    • JNLP アプリケーションをサーバー上に置きます。

(7)
Distribute
updates to the application
  1. モジュールスイートプロジェクトを右クリックし、「 NBM を作成」を選択します。

    モジュールスイートプロジェクト内のモジュールプロジェクトごとに NBM ファイルが作成されます。また、 オートアップデート記述子 も作成されます。

  2. プラグインマネージャー経由で、NBM ファイルをインストール用に配布します。


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