ライブラリラッパーモジュールプロジェクトの作成
関連項目
ライブラリラッパーモジュールプロジェクトを作成するには、ライブラリラッパーモジュールプロジェクト用のテンプレートを使用します。ライブラリラッパーモジュールプロジェクトは、1 つ以上のライブラリ JAR ファイルをモジュールのクラスパス上に置きます。一部またはすべてのパッケージを public としてエクスポートし、それに依存する通常のモジュールを持つ必要があります。そのようにしないと、ライブラリラッパーモジュールの有用性がなくなります。ライブラリラッパーモジュールプロジェクトの作成に使用されるウィザードは、JAR 内のどんなパッケージも public として自動的にエクスポートします。
ライブラリラッパーモジュールプロジェクトを作成する
- 「ファイル」>「新規プロジェクト」(Ctrl-Shift-N) を選択します。
- 「NetBeans モジュール」のカテゴリから「ライブラリラッパーモジュール」を選択します。
- 「ライブラリの選択」パネルで、次を指定します。
- ライブラリ。ライブラリを構成する、1 つまたは複数の JAR ファイルを指定します。Shift または Ctrl キーを押しながらクリックして、複数の JAR ファイルを選択します。バージョン番号が同時に増加しそうな場合、複数の JAR ファイルだけを取り込むことが推奨されます。
- ライセンス。JAR ファイルのライセンスを指定します。
- 「名前と場所」パネルで、次の項目を指定します。
- プロジェクト名。プロジェクトが収納されるフォルダを指定します。次のフィールドで指定するプロジェクトの場所が先頭に付加されます。
- プロジェクトの場所。プロジェクトのメタデータとソースコードを保存する場所を指定します。
- プロジェクトフォルダ。プロジェクトのメタデータとソースコードを保存するフォルダを指定します。フォルダは、プロジェクトの場所とプロジェクト名を連結したものです。
- モジュールスイートに追加。モジュールがモジュールスイートに属することを指定します。そのモジュールスイートが IDE で開いていない場合は、「参照」をクリックして、ローカルファイルシステムにあるモジュールスイートの場所を指定します。
- 「次へ」をクリックします。
- 「基本モジュール構成」パネルで、次を指定します。
- コード名ベース。モジュールに一意の名前を指定します。コード名ベースと同じ名前で主パッケージが作成されます。コード名ベースが org.modules.foo の場合、デフォルトのパッケージ構造は org/modules/foo になります。
- モジュール表示名。「プロジェクト」ウィンドウで表示される名前を指定します。
- ローカライズのバンドル。Bundle.properties ファイルの場所を指定します。通常、デフォルトの候補が適切です。
- 「完了」をクリックします。
- 関連項目
- NetBeans Platform とモジュール開発について
- NetBeans Platform について
- System ファイルシステムについて
- NetBeans Platform とモジュール開発について
- モジュール関連の操作
- モジュール関連の手順早見表
著作権と商標について