Swing Application Framework を使用すると、アプリケーションのリソースを簡単に扱うことができ、より多くの内容をリソースバンドルに保存できます。
一般的な Swing Application Framework アプリケーションには、アプリケーションレベルとクラスレベルの両方のリソースバンドルがあります。クラスレベルのリソースバンドルは、拡張子が .properties である以外は、対応する .java クラスと同じ名前です。これらのバンドルはすべて ResourceMap オブジェクトによってカプセル化されます。
一部のアプリケーションレベルの標準リソース (アプリケーション名など) は「プロジェクトプロパティー」ダイアログで編集できます。「プロジェクトプロパティー」ダイアログに含まれていないアプリケーションレベルのリソース (ユーザー定義のリソースなど) は、メインアプリケーションクラスの名前に対応した .properties ファイルで編集できます。
「プロジェクトプロパティー」ダイアログを開くには、プロジェクトのノードを右クリックして「プロパティー」を選択します。アプリケーションプロパティーが「アプリケーション」パネルおよび「デスクトップアプリケーション」パネルに表示されます。
「Java Desktop Application」プロジェクトテンプレートからアプリケーションを起動すると、デフォルトで、UI テキストなどの Swing Application Framework のリソース管理規則を使用してコードが生成されます。設定したコンポーネントプロパティーの値も、リソースとして保存されます。
注
リソース管理の詳細は、Swing Application Framework の API ドキュメントに記載されています。「ヘルプ」>「Javadoc 参照」>「org.jdesktop.application」(Swing Application Framework [JSR-296]) を選択してください。