Web サービスの手順

次の表は、Web サービスの作業手順をまとめたものです。
(1)
Web サービスを作成する
  1. Web サービスの 実装に関する決定 を行います。
  2. 次のいずれかを行います。

JAX-RPC Web サービスを使用するには、プラグインマネージャーから「JAX-RPC Web サービス」プラグインを取得します。


(2)
Web サービスを開発する
  1. 「プロジェクト」ウィンドウまたは「ファイル」ウィンドウで、編集するファイルをダブルクリックします。
  2. ソースエディタ を使用して Web サービスを開発します。ソースエディタで右クリックすると、IDE を使用して次のためのスケルトンコードを生成できます。

(3)
Web サービスを構築する
  1. 次のいずれかを行います。
    • Web サービスが実装されるモジュールが J2EE アプリケーションに含まれている場合は、その J2EE アプリケーションが主プロジェクトして設定されていることを確認し、「構築」>「主プロジェクトを構築」(F11) を選択します。
    • プロジェクトがスタンドアロンモジュールの場合、または J2EE アプリケーション内にほかのモジュールを構築せずにモジュールを構築する場合は、「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトのノードを右クリックし、「構築」を選択します。
  2. 結果を分析し、必要に応じて関連するツールの機能をカスタマイズします。WSDL ファイルから作成した JAX-WS Web サービスの場合、Web サービス属性エディタを使用して、XML から Java (JAXB) へのマッピング、WS Security、またはその他の WS 機能をカスタマイズできます。JAX-RPC Web サービスの場合、必要に応じて「プロジェクトプロパティー」ダイアログで wscompile ツールの機能をカスタマイズします。

(4)
Web サービスを配備する

Web サービスは、スタンドアロンモジュールとして配備することも、J2EE アプリケーションの一部として配備することもできます。

  1. J2EE アプリケーションの一部として配備するには、J2EE アプリケーションの J2EE モジュールノードを右クリックし、「J2EE モジュールを追加」を選択します。次に、Web サービスを格納するモジュールを選択し、「了解」をクリックします。
  2. 適切なサーバーがターゲットサーバーになっていることを確認します。
  3. 「実行」>「主プロジェクトを実行」を選択するか、プロジェクトを右クリックし、「実行」を選択します。

(5)
Web サービスをテストする

(6)
Web サービスを利用する
  1. ローカル WSDL またはオンラインの WSDL から Web サービスクライアントを作成します
  2. Glassfish Tester アプリケーションを使用して JAX-WS Web サービスをテスト するか、IDE から JAX-RPC Web サービスをテスト します。
  3. Web サービスが機能することを確認し、 ソースエディタ を使用して Web サービスクライアントを開発します。ソースエディタ内を右クリックすると、IDE を使用して、 Web サービスオペレーションを呼び出す ためのスケルトンコードを生成できます。
  4. Web サービスクライアントの構築
  5. 適切なサーバーがターゲットサーバーになっていることを確認します。
  6. 「実行」>「主プロジェクトを実行」を選択するか、プロジェクトを右クリックし、「実行」を選択します。

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