EJB 配備記述子の構成
関連項目
配備記述子は XML ベースのテキストファイルで、その要素に、モジュールのアセンブル方法と特定の環境への配備方法を記述します。要素には、直接コードに含まれないコンポーネントに関する動作情報も含まれます。
Java EE 5 プラットフォームでエンタープライズ Beans を開発し、Java EE 5 互換のアプリケーションサーバーに配備する場合は、EJB 3.0 テクノロジを使用してエンタープライズ Beans を開発します。EJB 3.0 テクノロジはコード内での注釈の使用をサポートしているため、EJB 2.1 テクノロジの配備記述子を使用して記述された動作を記述できます。EJB 3.0 テクノロジは配備記述子の使用もサポートしています。プロジェクトを設定するときに、注釈と配備記述子をプロジェクトで使用する必要がある場合があります。
EJB モジュールには、2 種類の配備記述子があります。
ejb-jar.xml を編集する
- 「プロジェクト」ウィンドウで、EJB モジュールプロジェクトの「構成ファイル」ノードを展開します。
- ejb-jar.xml をダブルクリックし、ビジュアルエディタでファイルを開きます。
- 次のいずれかのタブを選択します。
- 一般。このタブでは、EJB モジュールに関する一般的な情報、セキュリティーロールに関する詳細、およびモジュール内の各エンタープライズ Beans に関する記述子の詳細を指定できます。「一般」タブで設定できるプロパティーに関する詳細は、次の項目を参照してください。
- CMP 関係。このタブでは、モジュール内の CMP Beans の CMP 関係を表示および変更できます。「CMP 関係」タブで設定できるプロパティーに関する詳細は、次の項目を参照してください。
- XML。このタブでは、XML エディタの記述子ファイルを編集できます。
- プロパティーを編集します。
- 変更を保存します。
sun-ejb-jar.xml を編集する
- 「プロジェクト」ウィンドウで、EJB モジュールプロジェクトの「構成ファイル」ノードを展開します。
- sun-ejb-jar.xml をダブルクリックし、ビジュアルエディタでファイルを開きます。
- エディタの最上部にあるタブを選択します。エディタのタブに関する詳細は、次の項目を参照してください。
- 必要に応じて記述子ファイルを編集し、変更を保存します。
ほかの任意のアプリケーションサーバー用のサーバー固有の配備記述子を編集する手順は、次のとおりです。
- 「プロジェクト」ウィンドウの配備記述子ノードをダブルクリックします。
ソースエディタに、配備記述子の XML ソースが表示されます。
- 入力した XML 構文にエラーがある場合、IDE が自動的にエラーを出力します。変更にエラーがないことを確認するには、EJB モジュールを検査する必要があります。
- 関連項目
- 配備記述子について
- EJB モジュールの設定について
- Web アプリケーション配備記述子の設定
- コンテナ管理による関係の管理
- エンタープライズアプリケーションの検証
- エンタープライズ Bean のリファクタリング
著作権と商標について