IDE では、Spring 構成ファイルの編成がサポートされています。このサポートによって、構成ファイルをすべて指定し、コード補完やハイパーリンクなどの機能で相互に参照できるようにグループ分けすることができます。「プロジェクトプロパティー」ウィンドウの「Spring 構成グループ」パネルで Spring 構成ファイルを編成できます。
「Spring 構成グループ」パネルを表示する
「Spring Framework」カテゴリには「構成ファイル」と「構成ファイルのグループ」の 2 つのタブがあります。「構成ファイル」タブには、プロジェクト内のすべての Spring 構成ファイルが表示され、「構成ファイルのグループ」にはすべての構成ファイルのグループが表示されます。
Spring 構成ファイルの指定
「構成ファイル」タブを選択します。「ファイルを追加」ボタンと「ファイルを削除」ボタンを使用してリスト内のファイルを追加または削除したり、「 ファイルを検出」ボタンを使用して構成ファイルを自動検出を試行したりできます。
Spring 構成ファイルのグループ分け
構成ファイル間の親子関係を設定するにはグループが便利です。たとえば、Web アプリケーションには通常、ビジネスロジックのサービス Beans を含む applicationContext.xml ファイルと、コントローラなど Spring Web MVC Beans を含む spring-servlet.xml ファイルがあります。spring-servlet.xml 内の Beans は一般に applicationContext.xml 内のサービス Beans を使用して初期化され、このことをコード補完やハイパーリンクなどの機能に反映する必要があります。このような関係を設定するには、この 2 つのファイルを含むグループを作成します。
「構成ファイルのグループ」タブを選択します。「グループの追加」ボタンと「グループの削除」ボタンを使用してグループを追加または削除できます。グループを追加したら、「ファイルを追加」ボタンと「ファイルを削除」ボタンを使用してグループにファイルを追加したり、グループからファイルを削除したりできます。