Ant の手順

関連項目 

Apache Ant は Java 用構築ツールで、アプリケーション開発の構築および実行環境を標準化および自動化するために使用します。Ant 構築スクリプトはターゲットが記述された XML ファイルで、ターゲットにはタスクが含まれています。Ant タスクは実行可能な小型のコードで、ソースコードに対する処理命令を管理します。たとえば、コードをコンパイルするには javac タスクを使用し、クラスを実行するには java タスクを使用するなどします。使用できる Ant には、組み込みの Ant タスク、他社製の Ant タスク、またはユーザーが作成した Ant タスクがあります。

Ant の詳細については、次の URL を参照してください。

IDE での Ant の使用方法

IDE のプロジェクトシステムは、Ant バージョン 1.7.1 上に直接構築されます。「プロジェクトを構築」または「ファイルをデバッグ」といったすべてのプロジェクトコマンドは、プロジェクトの Ant スクリプト内にあるターゲットを呼び出します。このため、IDE とまったく同様に IDE の外部でプロジェクトを構築、実行できます。

IDE でプロジェクトを開発する際には Ant の知識は必要ありません。基本的なコンパイルオプションと実行時オプションはすべて「プロジェクトプロパティー」ダイアログに設定可能で、IDE が、その設定に基づいてプロジェクトの Ant スクリプトを自動的に更新します。Ant の操作方法を知っている場合は、の Ant スクリプトをカスタマイズしたり、プロジェクト用に独自の Ant スクリプトを作成したりできます。

IDE による Ant のサポートについての情報は、次の NetBeans Ant FAQ ページを参照してください。

関連項目
プロジェクトの構築
IDE コマンドへの Ant ターゲットのマッピング
Ant スクリプトの編集
Ant スクリプトの実行
Ant クラスパスとカスタムタスク

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