Swing Application Framework について
関連項目
Swing Application Framework は、小規模または中規模の Java デスクトップアプリケーションの作成と保守を簡単に行うことのできる手軽なフレームワークです。このフレームワークは、次の内容を実現する構造をサポートする Java クラスライブラリで構成されています。
- セッション間の状態の記録。
- バックグラウンドタスクとしての実行やブロック動作の指定といったアクションの容易な管理。
- Bean プロパティーのリソース注入など、高度なリソース管理。
IDE は、Swing Application Framework に基づくアプリケーションの開発を次の方法でサポートします。
- メインフレームワーク機能のスケルトン実装を含む「Java Desktop Application」プロジェクトテンプレートの提供。このテンプレートにより、次の 2 つのシェルのいずれかを選択できます。
- 基本アプリケーション。基本的なフレーム、一部のサンプルメニュー項目、ステータスバー、アクションおよびリソースの管理機構を提供します。
- データベースアプリケーション。「基本アプリケーション」シェルの全機能に加え、作成、読み取り、更新、および削除機能を備えた単純なデータベースアプリケーションに必要なすべての機能を提供します。
- IDE の GUI ビルダーへのフレームワーク機能の統合。その他の Swing アプリケーションと同じように、IDE で Swing Application Framework アプリケーションをデザインできます。
- アプリケーションの UI テキストやその他のリソースの .properties ファイル内への生成。
- アクションの特別なプロパティーエディタの提供。これにより、アクションをキーボードアクセラレータ、テキスト、およびツールチップに関連付けることができます。また、アクションをいつ選択または有効にするかのプロパティーを設定したり、アクションを非同期に実行するよう設定することもできます。
Swing Application Framework の詳細は、次に記載されています。 および
- NetBeans Platform はアプリケーションフレームワークとしても使用できます。これ関する Swing Application Framework と NetBeans Platform の主な違いは、スコープです。Swing Application Framework は軽量で、容易に始めることができます。NetBeans Platform は機能に富んでいるため、大規模なアプリケーションや拡張可能なアプリケーションに適しています。NetBeans Platform に基づくアプリケーション開発の詳細は、「NetBeans プラットフォームについて」を参照してください。
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関連項目
- Swing Application Framework の手順
- Swing Application Framework のアクションについて
- Swing Application Framework のリスースについて
- Java GUI について
- デスクトップデータベースアプリケーションの操作
著作権と商標について