Swing コンポーネントへのデータのバインド

関連項目

新しい Java フォームを作成し、コンポーネントをフォームに追加したら、それらのコンポーネントをデータにバインドするためのコードを生成できます。IDE では、Swing JTable コンポーネントや JList コンポーネントにデータを簡単にバインドできます。

コンポーネントをデータベースにバインドする前に、次の作業が行なわれている必要があります。

JTable にバインドするデータベースを表すエンティティークラスを作成する

  1. 「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトを右クリックし、「新規」>「その他」を選択して「持続性」カテゴリを選択し、「データベース」テンプレートから「エンティティークラス」を選択します。
  2. ウィザードの「データベース表」ページで、データベース接続を選択します。
  3. 「使用可能な表」列に内容が表示されたら、アプリケーションで使用する表を選択し、「追加」をクリックして「選択した表」列に移動します。「次へ」をクリックします。
  4. ウィザードの「エンティティークラス」ページで、「持続フィールド用の NamedQuery 注釈を生成」ダイアログを選択します。
  5. 生成されたクラスの名前と場所をカスタマイズします。
  6. 「持続性ユニットの作成」をクリックします。
  7. 「持続性ユニットの作成」ダイアログで、次を確認します。
  8. 「完了」をクリックします。

    「プロジェクト」ウィンドウにエンティティークラスのノードが表示されます。

データを JTable コンポーネントにバインドする

  1. GUI ビルダーでコンポーネントを右クリックし、「バインド」>「要素」を選択します。
  2. 「データをフォームにインポート」をクリックします。「データをフォームにインポート」ダイアログで、コンポーネントをバインドするデータベース表を選択します。「閉じる」をクリックします。
  3. 「ソースをバインド」コンボボックスで、エンティティークラスの結果リストを表す項目を選択します。たとえば、エンティティークラスの名前が Customer.java の場合、リストオブジェクトは customerList として生成されます。
  4. 「式をバインド」の値は Null のままにしてください。
  5. JTable に表示するデータベース列がある場合は、「選択」リストでそれらの列を選択して「使用可能」リストに移動します。
  6. バインドを詳細に設定するには、「詳細」タブを選択します。たとえば、バリデータやコンバータを指定したり、バインドソースが Null または読み取り不能な場合の動作を指定することができます。
  7. 「閉じる」をクリックします。

データを JList コンポーネントにバインドする

  1. GUI ビルダーでコンポーネントを右クリックし、「バインド」>「要素」を選択します。
  2. 「データをフォームにインポート」をクリックします。「データをフォームにインポート」ダイアログで、コンポーネントをバインドするデータベース表を選択します。「閉じる」をクリックします。
  3. 「ソースをバインド」コンボボックスで、エンティティークラスの結果リストを表す項目を選択します。たとえば、エンティティークラスの名前が Customer.java の場合、リストオブジェクトは customerList として生成されます。
  4. 「式をバインド」の値は Null のままにしてください。
  5. 「式を表示」ドロップダウンリストで、リストに表示する値を含むデータベース列を表すプロパティーを選択します。
  6. バインドを詳細に設定するには、「詳細」タブを選択します。
  7. 「閉じる」をクリックします。
関連項目
2 つの Bean プロパティーのバインド
特別なバインドプロパティー
ソースおよびターゲットプロパティー間の値の変換
バインドのターゲット値の変更の妥当性検査 (Java Desktop Application)
フォームへのコンポーネントの追加
コンポーネントのプロパティーの編集
GUI ビルダーによる Java GUI のデザイン
「パレット」ウィンドウへの Bean の追加

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