Hibernate クエリー言語エディタの使用

関連項目

Hibernate クエリー言語 (HQL) エディタを使用すると、IDE 内で HQL クエリーの書き込み、編集、および実行が行えます。HQL クエリーをエディタ内で作成してテストしたあと、クエリーをソースコードおよびマッピングファイルにコピーできます。クエリーエディタウィンドウ内を右クリックすると、クエリーを選択、コピー、およびペーストできます。

HQL クエリーの構文は SQL クエリーで使用する構文とよく似ていますが、HQL は完全にオブジェクト指向型であり、SQL クエリーを表すためにオブジェクトとプロパティーを使用できます。HQL クエリーの構文は、クエリーの実行先のデータベースに依存しません。HQL クエリーは、実行時にそのデータベースに適した SQL クエリーに変換されます。標準節と集約関数をサポートしていることに加え、HQL には多相クエリーおよびサブクエリーもサポートしています。

Hibernate クエリー言語の詳細は、次の Hibernate のドキュメントを参照してください。

HQL 文またはスクリプトを作成および実行する

  1. 「プロジェクト」ウィンドウで、「ソースパッケージ」ノードの下の「<デフォルトパッケージ>」ノードを展開します。
  2. hibernate.cfg.xml 構成ファイルを右クリックし、「HQL クエリーを実行」を選択して HQL クエリーエディタを開きます。
  3. エディタウィンドウの上の区画に HQL クエリーを入力します。
  4. ツールバーの「HQL クエリーを実行」(SQL を実行) をクリックします。または、クエリーエディタウィンドウ内を右クリックし、ポップアップメニューから「HQL クエリーを実行」を選択することもできます。

HQL クエリーの実行時、クエリーの結果は HQL エディタウィンドウの下の区画に表示されます。HQL クエリーは、エディタツールバーで指定されるプロジェクトの Hibernate 構成ファイル (hibernate.cfg.xml) で指定したデータベースに対して実行されます。下の区画の上にある「SQL」ボタンをクリックすると、HQL クエリーに対応する SQL クエリーを表示できます。

関連項目
Hibernate 構成ファイルの作成
Hibernate 構成ファイルの編集
プロジェクトへの Hibernate サポートの追加
Hibernate のサポートについて

著作権と商標について