Java クラスライブラリについて
関連項目
Java クラスライブラリは、プロジェクトが必要とするリソースをまとめたものです。一般に、クラスライブラリには、コンパイル済みのクラスを含む 1 つ以上の JAR ファイル、クラスのデバッグに必要なソースファイル、およびクラスの Javadoc ドキュメントが含まれます。IDE では、ライブラリマネージャーを使用してライブラリを作成し、編集できます。ライブラリマネージャーを開くには、「ツール」>「ライブラリ」を選択します。
プロジェクトのクラスパス上に JAR ファイルを保存する Java クラスライブラリを作成することによって、次の作業が可能になります。
- よく使う関連 JAR ファイルを 1 つのグループにまとめる。
- プロジェクトにクラスの Javadoc ドキュメントを追加する。これによってライブラリ内の任意のクラスの Javadoc ページを自動的に開くことができます。
- クラスにソースコードを接続する。これによって、プログラムのデバッグでソースコードをステップ実行したり、「ソースに移動」コマンドを使用してソースファイルを開くことができます。
注
- ソースや Javadoc ドキュメントを、プロジェクトに追加した 1 つの JAR ファイルに関連付けることもできます。「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトノードを右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティー」を選択します。次に「ライブラリ」パネルを選択し、ライブラリのリストから JAR ファイルを選択し、「編集」をクリックします。ソースや Javadoc ドキュメントへの参照を追加できます。
- プロジェクトをほかのユーザーと共有しやすいように、専用のライブラリフォルダを使用するようにプロジェクトを設定できます。
- ライブラリマネージャーで JAR ファイルに Javadoc ドキュメントやソースコードを接続すると、IDE によってクラスパス上にその JAR ファイルがあるすべてのプロジェクトにドキュメントとソースコードが自動的に登録されます。クラスパスから JAR ファイルを削除したり、ライブラリとして追加する必要はありません。
- 関連項目
- クラスパスの管理
- Java プロジェクトでのライブラリの共有
- プロジェクトへの Javadoc の追加
- JAR ファイルへのソースコードの接続
- プロジェクト内へのターゲット JDK の設定
著作権と商標について