条件付きブレークポイントの設定
関連項目
ブレークポイントに条件を設定し、条件が真の場合のみ実行がブレークするようにできます。「条件」チェックボックスを選択して条件を入力すると、スレッドブレークポイント以外のすべてのブレークポイントに条件を設定できます。「ヒットカウント時にブレーク」チェックボックスを選択し、ドロップダウンリストから条件を選択してから数値を指定すると、指定したすべてのブレークポイントに対して、ブレークポイントがトリガーされる頻度を指定できます。
クラスブレークポイントと例外ブレークポイントを使用すると、次の条件を設定できます。
- クラスブレークポイントでは、「クラスを除外」チェックボックスを選択し、除外するクラスを指定すると、ブレークポイントのトリガーから特定のクラスを除外できます。
- 例外ブレークポイントでは、「クラスが例外をスローしたときにフィルタ」チェックボックスを選択し、適合または除外するクラスの名前を指定すると、ブレークポイントをトリガーするクラスをフィルタリングすることができます。
ブレークポイントに条件を設定する
- 「ブレークポイント」ウィンドウでブレークポイントの名前を右クリックし、「カスタマイズ」を選択し、新しいブレークポイントを作成するか、既存のブレークポイントのカスタマイザを開きます。
- 「条件」チェックボックスを選択し、「条件」フィールドに条件を入力します。条件は、Java の構文規則に従う必要があります。条件には、等号 ( = ) の右側に指定できるものであれば何でも含めることができます。現在のコンテキスト内の変数およびメソッドを含めることもできます。例外は、次のとおりです。
- インポートは無視されます。obj instanceof java.lang.String などの完全修飾名を使用する必要があります。
- 外部クラスメソッドおよび変数を直接アクセスすることはできません。this.variableName または this$1 を使用してください。
- (省略可能)「ヒットカウント時にブレーク」チェックボックスを選択し、ドロップダウンリストから条件を選択してから、数値を指定します。
条件付き行ブレークポイントには、ソースエディタの左マージンに
アイコンが付きます。
- 関連項目
- IDE のブレークポイント
- Java のブレークポイントの設定
- ブレークポイントのグループ化
- Java アプリケーションのデバッグについて
著作権と商標について