JSP、HTML、タグファイルの作成および編集について

関連項目

JSP エディタは、編集中のページに対して IDE が生成した JavaServer[tm] Pages (JSP) コードを表示します。JSP コードは XHTML 形式で、JSP ページの XML 表現の標準 JSP 規則に従っています。コードは JavaServer Faces タグライブラリを使用して、コンポーネント、イベントハンドラ、バリデータなどを宣言します。また、JavaServer Faces 式言語 (JSF EL) で作成された式もあります。

JSP、HTML、タグファイルの作成および編集は、Java ファイルの作成および編集と似ています。ソースエディタ は、HTML、JSP、カスタマイズされたタグなどのサポートを提供し、次の JSP 要素のコード補完を行います。

JSP、HTML、およびタグファイル用のソースエディタの機能

IDE で JSP または HTML ファイルを開くと、ソースエディタの右側にパレット (Ctrl-Shift-8) が表示されます。特に一般的な JSP および HTML タグのコードが、その機能別に分類されて提供されます。

パレット内の項目を使用するには、パレットからソースエディタに項目をドラッグし、タグを挿入する位置に正確にドロップします。ダイアログが表示されます。項目の標準プロパティーの値を入力し、「了解」をクリックすると、指定された値を含むタグが自動的に生成されます。

JSP、HTML、およびカスタマイズされたタグに対して、IDE は大文字と小文字を認識する コード補完 を提供します。タグの記述を開始すると、記述に使用している文字の種類によって大文字または小文字でコード補完が行われます。

ヒント  JavaBean クラスのコード補完を有効にするには、JSP ファイルに有効な jsp:useBean 指示子があり、そのクラスがパッケージ内に存在し、さらに、そのクラスには、src フォルダから、またはコンパイル時クラスパスに含まれているライブラリからアクセスできる必要があります。タグライブラリのタグのコード補完を行うには、JSP ファイルにそのライブラリの有効な taglib 指示子があり、ライブラリがコンパイル時クラスパスに含まれている必要があります。

そのほか、JSP サポートには、JSP タグ、JSP 指示子、EL 式の強調表示、コードテンプレート、コード折り畳み、一致する JSP タグ、JSP の区切り文字 (<>)、EL の区切り文字 ({}) の表示、および JSP 識別子のハイパーリンク作成などのコードナビゲーション機能があります。たとえば、「JSP ページからカスタムタグへのアクセス」で示すように、Ctrl キーを押しながらマウスをタグの位置に移動すると、JSP ファイル内で参照されるタグを定義するタグソースファイルにジャンプできます。

選択したコードをフォーマットするには、ソースエディタで右クリックし、ポップアップメニューから「フォーマット」(Alt-Shift-F) を選択します。選択されたコードがない場合、IDE ではファイル全体が選択されたときと同じように扱われます。入れ子のタグがインデントされるのは、開始と終了の親タグが両方とも選択された領域内にある場合だけです。この操作では、スクリプトレットのフォーマットは行われません。

関連項目
JSP ファイルの作成
HTML ファイルの作成
JSP 文字エンコーディングについて

著作権と商標について