エンティティークラスの JPA コントローラクラスの生成

関連項目

JPA コントローラクラスは、エンティティークラスのラッパーで、エンティティークラス内のメソッドによるデータベースへのアクセスをクライアントに提供します。JPA コントローラクラスには、データソースのエントリを作成、編集、および破棄するロジック、データソース内のすべてのエントリを取得するロジック、データソース内の特定のエントリを取得するロジックなどがあります。

「エンティティークラスの JPA コントローラクラス」ウィザードでは、アプリケーション内のエンティティークラスに基づく JPA コントローラを生成します。このウィザードでは、選択する各エンティティークラスにつき 1 つの JPA コントローラクラスを生成し、指定した場所に配置します。生成された各 JPA コントローラクラスには作成編集、および破棄メソッドと、エンティティーを取得するためのメソッドが含まれ、エンティティーの持続性を管理するためのエンティティーマネージャーが使用されます。このウィザードでは、コントローラクラスで使用される例外クラスも生成されます。

エンティティークラスの JPA コントローラクラスを生成する

  1. メインメニューから「ファイル」>「新規ファイル」(Ctrl-N) を選択します。
  2. 「持続性」カテゴリから、「エンティティークラスの JPA コントローラクラス」を選択し、「次へ」をクリックします。プロジェクト内のすべてのエンティティークラスが、ウィザードに表示されます。
  3. コントローラクラスを生成するすべてのエンティティークラスを「選択されているエンティティークラス」の一覧に追加し、「次へ」をクリックします。
  4. JPA コントローラクラスのパッケージを指定します。デフォルトの場所は、選択したエンティティークラスを含むフォルダです。
  5. 「完了」をクリックします。

ウィザードで JPA コントローラクラスを生成したあとは、コントローラメソッドを JSP ページまたは JSP コンバータから呼び出したり、アプリケーション内のほかのクラスから呼び出したりできます。データベーススキーマが変更された場合、IDE ウィザードを使用して再度新しいエンティティークラスおよびコントローラクラスを生成でき、必要に応じてコントローラメソッドを呼び出すコードを更新できます。

関連項目
エンティティーからの JSF ページクラスの生成
CRUD アプリケーションについて
エンティティークラスの作成
データベースからの持続性エンティティークラスの生成

著作権と商標について