「ブレークポイント」ダイアログ: 例外
関連項目
このダイアログを使用すると、例外ブレークポイントのプロパティーを設定できます。
例外ブレークポイントのプロパティーは、新しいブレークポイントを設定したとき、または既存のブレークポイントを変更したときに、設定できます。
- 新しい例外ブレークポイントを設定するには、メインメニューから「デバッグ」>「新規ブレークポイント」(Ctrl-Shift-F8) を選択し、「ブレークポイントの種類」ドロップダウンリストから「例外」を選択します。
- 既存の例外ブレークポイントをカスタマイズするには、「ブレークポイント」ウィンドウで特定の例外ブレークポイントを右クリックし、「カスタマイズ」を選択します。
次の値を設定できます。
- 設定
- 例外クラス名。例外またはエラークラスの正式名。
- 停止。いつブレークポイントをトリガーするかを指定します。ブレークポイントは、例外が検出されたとき、例外が検出されなかったとき、またはすべての例外 (例外は検出または未検出) で、トリガーできます。
- 条件
- クラスが例外をスローしたときにフィルタ。この条件を選択すると、ブレークポイントをトリガーするクラスをフィルタリングできます。特定のクラス名に一致したクラスで例外が発生した場合に限り、ブレークポイントをトリガーするように指定できます。また、指定したクラスで例外が発生した場合に、ブレークポイントをトリガーしないように指定することもできます。1 つ以上のクラスを指定するには、アスタリスク (*) を接尾辞として使用できます。たとえば、java.lang* を指定して、java.lang パッケージからすべてのクラスを指定できます。パターンを java.net.URLClassLoader*, java.lang.ClassLoader のようにコンマまたはスペースで区切ることで、複数のパターンを指定できます。
- 条件。式が True と評価されたときにブレークポイントをトリガするブール式。条件を設定する構文規則についての詳細は、「 ブレークポイントに条件を設定するための構文規則 」を参照してください。
- ヒットカウント時にブレーク。選択すると、ブレークポイントがトリガーされる頻度を指定できます。ドロップダウンリストから条件を選択し、数値を指定します。
- アクション
- 中断。ブレークポイントに達したときに、デバッグ中のプログラムのどのスレッドを中断するかを指定します。指定できるのはスレッドなし、すべてのスレッド、またはブレークポイントスレッドです。ブレークポイントスレッドとは、ブレークポイントに達したときに実行していたスレッドです。
- テキストを表示。指定したメッセージが、「出力」ウィンドウの「デバッガコンソール」表示に出力されます。メッセージに含められるタグについての詳細は、「 ブレークポイントメッセージの出力 」を参照してください。
- 関連項目
- 「新規ブレークポイント」ダイアログ
- Java のブレークポイントの設定
- IDE のブレークポイント
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