JPA コントローラクラスは、エンティティークラスのラッパーで、エンティティークラス内のメソッドによるデータベースへのアクセスをクライアントに提供します。JPA コントローラクラスには、データソースのエントリを作成、編集、および破棄するロジック、データソース内のすべてのエントリを取得するロジック、データソース内の特定のエントリを取得するロジックなどがあります。
「エンティティークラスの JPA コントローラクラス」ウィザードでは、アプリケーション内のエンティティークラスに基づく JPA コントローラを生成します。このウィザードでは、選択する各エンティティークラスにつき 1 つの JPA コントローラクラスを生成し、指定した場所に配置します。生成された各 JPA コントローラクラスには作成、編集、および破棄メソッドと、エンティティーを取得するためのメソッドが含まれ、エンティティーの持続性を管理するためのエンティティーマネージャーが使用されます。このウィザードでは、コントローラクラスで使用される例外クラスも生成されます。
エンティティークラスの JPA コントローラクラスを生成する
ウィザードで JPA コントローラクラスを生成したあとは、コントローラメソッドを JSP ページまたは JSP コンバータから呼び出したり、アプリケーション内のほかのクラスから呼び出したりできます。データベーススキーマが変更された場合、IDE ウィザードを使用して再度新しいエンティティークラスおよびコントローラクラスを生成でき、必要に応じてコントローラメソッドを呼び出すコードを更新できます。