RESTful Web サービスについて

関連項目 

REST (REpresentational State Transfer) は、World Wide Web などの分散ハイパーメディアシステム用アーキテクチャースタイルです。REST で中心となるのは、URI (Universal Resource Identifier) によって識別されるリソースという概念です。これらのリソースは HTTP などの標準インタフェースを使用して操作できます。また情報は、これらのリソースの表現を使用して交換されます。

RESTful Web サービスは、REST アーキテクチャースタイルを使用して構築されたサービスです。RESTful アプローチを使用する Web サービスの構築は、インターネット上にサービスを配備するために、SOAP ベースのテクノロジを使用する代わりとして幅広く利用されています。これは、軽量かつ HTTP 経由でデータを直接送信できるためです。

IDE は、JAX-RS (JSR 311 - Java API for RESTful Web Services) および Jersey (JAX-RS のリファレンス実装) を使用する、RESTful Web サービスの迅速な開発をサポートしています。

詳細については、次を参照してください。

RESTful Web サービスの構築に加え、IDE は RESTful Web サービスにアクセスするクライアントアプリケーションの構築、テスト、および Web サービスを呼び出すコードの生成 (RESTful と SOAP ベースの両方) もサポートしています。

IDE が提供する機能の一覧は次のとおりです。

  1. JPA エンティティークラスおよびパターンからの RESTful Web サービスの迅速な作成。
  2. REST コンポーネントパレットからコンポーネントをドラッグ&ドロップすることによる、Google Map、Yahoo News Search、StrikeIron Web サービスなどの Web サービスを呼び出すコードの迅速な生成。
  3. RESTful クライアントアプリケーションの構築用 RESTful Web サービスからの JavaScript クライアントのスタブの生成。
  4. RESTful Web サービスのテスト用テストクライアントの生成。
  5. プロジェクト内の RESTful Web サービスの実装クラスを簡単にナビゲートする論理ビュー。
関連項目
Web サービスの手順
Web サービス関連の手順早見表
RESTful Web サービスの新規生成
SaaS コンポーネントと Web サービスマネージャー
RESTful Web サービスクライアントのスタブの生成
RESTful Web サービスのテスト

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