では、「構築」コマンドまたは「生成物を削除して構築」コマンドを実行するたびに、IDE はプロジェクトのソースから JAR ファイルを構築します。JAR ファイルは、プロジェクトフォルダの dist ディレクトリに生成されます。
「構築」コマンドは、プロジェクトの「保存時にコンパイル」コマンドが有効な場合には無効になります。ファイルの保存時にファイルはコンパイルされますが、JAR ファイルはクラスファイルの新しいバージョンを使用して再パッケージ化されません。プロジェクト全体の生成物を削除して構築せずに JAR ファイルを再構築できるようにする場合、プロジェクトの「保存時にコンパイル」を無効にし、「構築」コマンドを使用します。
主クラスを指定しているの場合、IDE は、プロジェクトの構築時にプロジェクトのクラスパス上の JAR ファイルを dist/lib フォルダに自動的にコピーします。また、IDE は個々の JAR ファイルをアプリケーション JAR の manifest.mf ファイル内の Class-Path 要素にも追加します。これによって、簡単に IDE の外部でアプリケーションを実行できます。詳細は、 IDE の外部に配備する JAR ファイルの準備 を参照してください。