新しい言語の構文の色分けやコード補完などの IDE サポートは、いくつかの方法で作成できます。もっとも簡単な言語にのみ適用できるもっとも簡単なアプローチは、「Schliemann プロジェクト」とも呼ばれる汎用言語フレームワークによって提供されます。
Schliemann プロジェクトを使用すると、プログラミング言語を定義し、それを NetBeans IDE (または NetBeans プラットフォーム上のすべてのアプリケーション) に統合できます。まず、言語 (つまり字句の部分) を記述します。これは、トークン (キーワード) および正規表現を使用する構文 (文法規則) を定義して行います。
次に、言語の表示方法を定義します。たとえば、トークンの色や文法規則に基づいたコード折り畳みを定義できます。ナビゲータでの言語の表示部分や言語のインデント方法だけでなく、同様の言語関連機能を数多く定義できます。