ブレークポイントは、プログラムの実行を停止するようにデバッガに指示する、ソースコード内のフラグです。プログラムがブレークポイントで停止すると、変数の値を調べたり、プログラムを 1 行ずつステップ実行したりする操作を行うことができます。
IDE では、「新規ブレークポイント」ダイアログを使用して、さまざまな種類のブレークポイントを設定できます。ソースエディタで行ブレークポイントを直接設定することもできます。ブレークポイントは、次の種類のソース要素に設定できます。
ソースエディタでは、ブレークポイントを設定した行は赤で強調表示され、左マージンに注釈が表示されます。デバッグの注釈を次の表に示すとおりです。
注釈 | 説明 |
---|---|
![]() | ブレークポイント |
![]() | 無効なブレークポイント |
![]() | 無効なブレークポイント |
![]() | 複数のブレークポイント |
![]() | メソッドまたはフィールドのブレークポイント |
![]() | 使用不可なメソッドまたはフィールドのブレークポイント |
![]() | 無効なメソッドまたはフィールドのブレークポイント |
![]() | 条件付きのブレークポイント |
![]() | 無効な条件付きブレークポイント |
![]() | 無効な条件付きブレークポイント |
![]() | プログラムカウンタ |
![]() |
プログラムカウンタと 1 つのブレークポイント |
![]() |
プログラムカウンタと複数のブレークポイント |
![]() | ソースコード内の呼び出し位置 (呼び出しスタックでの現在の呼び出しの呼び出し元) |
![]() | 中断しているスレッド |
![]() | ブレークポイントにヒットしたために中断しているスレッド |
IDE のブレークポイントはすべて、「ウィンドウ」>「デバッグ」>「ブレークポイント」(Alt-Shift-5) を選択することによって表示、整理できます。