アプレットのアクセス権の設定
関連項目
デフォルトでは、アプレットはクライアントコンピュータのリソース (スレッド、ディスク操作など) にアクセスできません。アプレットのアクセス権は、 applet.policy ファイルで定義します。アプレットポリシーファイルがある場合は、その場所を IDE に指定できます。次にアプリケーションを実行すると、IDE は、指定されたアプレットポリシーファイルを使用します。アプレットポリシーファイルを指定しない場合は、アプレットを実行したときに、IDE が生成します。IDE が生成するアプレットポリシーファイルでは、アプレットにすべてのアクセス権が付与されます。適切なセキュリティーチェックをするように、ソースエディタでポリシーファイルを変更できます。
既存のアプレットポリシーファイルの場所を指定するには、次の手順に従います。
- プロジェクトノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
- 「プロジェクトプロパティー」ダイアログの左区画で、「実行」を選択します。
- 「VM オプション」に、アプレットポリシーファイルの場所を指定します。たとえば、次の設定を指定すると、アプレットポリシーファイルがプロジェクトのルートフォルダにあることになります。
-Djava.security.policy=applet.policy
- 「閉じる」をクリックします。
IDE を使用してアプレットポリシーファイルを生成するには、次の手順に従います。
- アプレットを実行します 。
IDE がアプレットポリシーファイルを作成します。
- 「ファイル」ウィンドウでプロジェクトノードを展開し、 applet.policy ファイルをダブルクリックします。
- ソースエディタで、必要なアクセス権を設定します。
- プロジェクトノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
- 「プロジェクトプロパティー」ダイアログで「実行」を選択します。
- 「VM オプション」に、IDE がアプレットポリシーファイルの場所を指定していることを確認します。デフォルトでは、アプリケーションポリシーファイルは、次のように指定され、プロジェクトのルートフォルダに作成されます。
-Djava.security.policy=applet.policy
- 「閉じる」をクリックします。
- 関連項目
- アプレットの作成
- アプレットの実行
- JSP ページからアプレットへのアクセス
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