Java Desktop Applications における Beans のバインドについて
関連項目
IDE は Beans のバインド仕様 (JSR 295) をサポートしているため、これにより、異なる Beans のプロパティーの値を同期化できます。この機能は、デスクトップアプリケーションで次のような操作を行う場合に有用です。
- データベースアプリケーションの作成。
- アプリケーションへの Web サービスの組み込み。
- ビジュアルコンポーネント間の動的対話の作成。
IDE の Beans バインドサポートを活用するには、IDE の GUI ビルダーを使用します。GUI ビルダーを開くには、次のいずれかの方法を実行します。
- 「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択し、「Java」カテゴリを選択してから、「Java Desktop Application」テンプレートを使用してプロジェクトを作成します。
- 別の種類の Java プロジェクトで、「ファイル」>「新規ファイルト」を選択し、「Swing GUI フォーム」カテゴリで任意のテンプレートを選択します。
GUI ビルダーが開いたら、「バインド」ダイアログを使用して、コンポーネントのバインドを生成できます。「バインド」ダイアログでは、バインドするためのソースを指定でき、コンバータまたはバリデータなどのバインドに必要なその他のコードを生成できます。「バインド」ダイアログを開くには、バインドのターゲットとなるコンポーネントを右クリックし、「バインド」サブメニューから適切なプロパティーを選択します。
「バインド」ダイアログを使用すると、IDE は式言語の構文が含まれたバインドコードを生成します。この構文により、単純なプロパティー、入れ子のプロパティー、および式を簡単にバインドできます。
- JDK 6 では、Beans のバインドライブラリは JDK に組み込まれていません。Beans のバインドを使用するアプリケーションは、Beans のバインド JAR ファイルとパッケージ化されている必要があります。IDE の「バインド」ダイアログを使用してバインドを作成すると、IDE により、自動的に Beans のバインド JAR ファイルがプロジェクトに追加されます。プロジェクトを構築すると、JAR ファイルはプロジェクトの dist/lib フォルダ内に入っています。
- 関連項目
- Beans のバインドの手順
- デスクトップデータベースアプリケーションの操作
- 新規フォームの作成
- フォームへのコンポーネントの追加
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